2022年11月7日月曜日

駅長ブログライブラリー1262

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2017年6月9日掲載 撮り鉄 お客様写真1262
日立水戸「さつきまつり」展示車輌を撮る!
「EF200-901」①
2016年6月3日撮影
(撮影場所)
日立水戸事業所
(お客様のコメントです)
昨年秋頃、廃車になったEF200-901号機が水戸に向けて甲種輸送された…という話がネット上に写真付きで流れていました。それより約半年強…EF200-901は新造時の塗装に復元されて、生まれ故郷の日立水戸で屋根付きで保存されていました。
保存場所は、かつて試作交直流インバータ機関車ED500-901や試作リニア地下鉄・謎の試作ステンレス鋼体など、用済みの試作車輌がたむろしていた怪しげな空間だったそうですが、それらは一昨年~昨年中にあらかた解体処分されたということでした。

ぱっと見は新造時そのままに復元されたEF200-901。パンタグラフは両方とも上げられ、頑丈な上屋根をかけられて保存されていました。

当日取り付けられていたヘッドマークは当時花形とされていた「スーパーライナー」の物が付けられていました。現役後期の新塗装の頃よりもよほど輝いて見えました。
(当時のデザインそのままでなく、描画ソフトを使い目コピーで作画して複製したものようです)


登場当時デモンストレーション的に側面に描かれていた「INVERTER HIGH-TECH LOCO」のロゴマーク。コンピューターで動く機関車だらけになった現代となっては、むしろ時代がかって見えますね
。。

前後台車。つやのあるねずみ色と整備された外観は新造時をおもわせますが、ブレーキシューや車輪周の摩耗の激しい状態・劣化している空気バネ部分は、走行前提でない保存車で有る事を嫌が応にも認識させられます。



中間台車。現役時代は正直認識した事もなかったのですが、ED75などと同じ「ジャックマンリンク」軸重補正装置(台車右手側下の棒状の部品。けん引力の伝わり方を補正し空転を防ぎ、モーターの制御を物理・機械的に補助する)を装備していますね。
初期インバーター機はモーターの制御が想定よりもうまくいっていなかったと言われていましたが、やはり黎明期の車両なのだなと。
つづく

(掲載当時と同じコメントです)

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