2024年8月12日月曜日

 駅長ブログライブラリー お客様車両236

駅長ブログ ライブラリー

2016年3月7日掲載 お客様車両236
クロスポイント未塗装キット改造製作 「川越八高線103系3000番代」
模型はクロスポイント未塗装「JR川越線103系3000番代」キットをベースに製作。

参考とした実車は旧型国電72系(クハ79+モハ72+モハ72+クハ79)の電装系と台枠以外をアコモ改善(仙石線運用)後、今度は川越線電化に合わせ、台車と電装系を新たに改造したものです。

川越線デビュー当初はクハ79をクモハ102に改造し1両短い3両編成となり、余剰となったモハ72は電装解除の上、サハ103として青梅五日市線運用の103系編成に組み込まれました。

その後、サハ103は八高線(八王子~高麗川)の電化と同時に、川越線直通運転に伴う輸送力増強として再び塗装変更され、3両編成の中に入り元の4両編成になりました。

高運転台のクモハ102、モハ72を電装解除したサハ103、仙石線時代からのドア取っ手、付随車の台車は101系からの流用、AU712クーラーを装備した特徴的な屋根上といった、なんとも珍しい見た目と経歴のある103系です。

ヘッドライト、テールライト、前面及び側面行先方向幕、室内灯は点灯化のため自作ライトユニットを製作。
あわせて非集電台車も集電台車に改造しました。




妻面窓はプラバンで埋め、ルーバーは削り作業で撤去。
ドア取っ手、配管、幌、手掛け、ランボードは別パーツ化としました。

車体カラーは薄い塗膜を目指し、エアブラシによる複数回塗装を実施。
仕上げはトップコートで。JRマークはあえて貼りませんでした。


拘りが一杯詰まったお気に入り車両の完成です。

(掲載当時と同じコメントです) 

0 件のコメント:

コメントを投稿