2022年7月21日木曜日

駅長ブログラ イブラリー286

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2020年2月12日掲載 撮り鉄 お客様写真286
KATOヨ8000フルリニューアル発売記念?!
旧製品を切り刻んで新しい編成を製作!
快速「パノラマ八ヶ岳高原」新塗装(茶)
KATOヨ8000フルリニューアル発売記念?!旧製品を切り刻んで新しい編成を製作!
きっかけはジャンクKATOヨ8000を1両手に入れ、古い鉄道雑誌に掲載された茶色のヨ8000を見てしまったこと。





《難攻不落KATOヨ8000》
 最初の難関はKATOヨ8000のバラシ作業。台枠とボディは簡単に外せたのですが、屋根と窓パーツは一体成型。どうしてもスムーズに外せる方法が見つからず破損覚悟で窓パーツを強引に中に押し込む力技でバラしました。
《貫通幌の設置》
パーツごとにバラした後、まずはデッキ部分の加工から。デッキ通用口を塞ぐためプラ板を現物合わせで切り出し瞬着で固定。 当然ですがヨ8000には貫通路がないため、デッキ鉄板を切り貫通幌を設置。勢い余って切りすぎたためヨを買い足すミスを。 幌枠は実車の画像をみる限り車両側に設置してあるほうが、らしく見えるので幌パーツは爪を撤去し逆向きに取り付けてみました。
《屋根以外の塗装》
 軟質プラの幌を取り付けたデッキ部はミッチャクロンで下地処理をした上でサフ処理。 旧塗装のヨ8000は全てクレオスのグロスブラック、オハフ33は塗装せずに車番のみを消しました。 新塗装は車掌室、デッキ、オハフ33をモリタのぶどう色2号をエアブラシ塗装。

《屋根の塗装》
 旧塗装のヨ8000とオハフ33はGMダークグレー、ベンチレーターはダークグレーにホワイトを足して塗装。 十分乾燥した後で、ガンダムマーカー墨入れブラックでベンチレーターまわりを色入れ。 最後にクレオス艶消しラッカークリアでオーバーコート。新塗装はGM灰色9号で旧塗装同様の工程を。
 《車番、マーク等》
デカールはR-工房さんのものを採用。クレオスマークセッターとマークソフターで。最後にデカール保護と艶調整のためクレオス水性クリアでオーバーコート。なお、旧塗装は新塗装に比べて各部艶を抑え、室内灯やテールライトは昼間運用だからと思いきって不灯、無加工で済ませてあります。
 《各部への色差し》
ヨ8000の車軸受け、貫通幌、手すり、ステップにはタミヤアクリルホワイトにて筆塗り

快速「八ヶ岳」旧塗装(黒)



《参考》実車は国鉄最後の夏に小海線を走った、快速「八ヶ岳」旧塗装(黒)、1986年(昭和61年)7月26日~8月20日。
1987年(昭和62年)4月1日の国鉄民営化後には、快速「パノラマ八ヶ岳高原」新塗装(茶)、1987年(昭和62年)10月17日〜10月24日。
 翌年、快速「パノラマ八ヶ岳」新塗装、1988年(昭和63年)4月23日~6月26日、「パノラマ八ヶ岳高原」7月23日〜8月28日


加工前のヨ8000

製作工程








(掲載当時と同じコメントです)

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