2018年3月18日日曜日

駅長ブログ ライブラリー 2014年8月10日掲載

駅長ブログ ライブラリー
2014年8月10日掲載 店長夫婦、静岡で撮り鉄三昧。巡り巡った8路線! 2
第二話 天竜二俣駅の転車台・鉄道歴史館見学ツアー編
いよいよ転車台・鉄道歴史館見学ツアーが始まります!

料金を支払うともらえる台紙付きの見学記念硬券
ツアー料金は天浜線を利用して来た場合は、大人200円・子供100円
車などで来た場合は、大人300円・子供150円

ツアーは毎日開催 予約不要
毎週、金・土・日・月・祝は10:50分と13:50分の一日2回
毎週、火・水・木は13:50分の一日1回

1回のツアーは約45分、ツアーの解説をして頂いた女性スタッフの軽快なお話に参加者は大満足!

先に登録された転車台・扇形車庫・旧機関区(現運転区)施設に続き、平成23年1月には駅舎や
プラットフォームを始め、橋梁・隧道など全路線の主要施設が国の登録有形文化財に登録。
柱や桁に使用されているレールは古いレールを転用した物で、古い物は、1911年に
アメリカのカーネギー製鋼会社で作られたもの。

運転区高架貯水槽
鉄筋コンクリート製の高架貯水槽
水槽は、外形6m、高さ4.7m、貯水容量約70t
全体の高さは、地面から11.6m

運転区休憩所
この建物もみんな国登録有形文化財です。

防火用のバケツ?
数十年前にタイムスリップしたかと思うほど、至る所に当時の物が
そのままの形で保存されています。
この状態を残して行く為に、スタッフの皆さんの努力が感じられました。

運転区浴場
浴場の周囲には記念ヘッドマークが数多く保管されていました。
この日は天気が悪かったので洗濯物のシーツが干してありました。

昭和39年4月1日の運賃表
50年前の運賃表に記されている東京都区内までの運賃は1,220円、当時としては高いのか安いのか?

1940年(昭和15)年に造られた機関車転車台
鉄製で直径約18m、現在は電動で動きますが、当時は手動で回転させていました。

流石に製造から74年も働き続けた転車台は、時々調子が悪くなって動かなくなる時もあるそうです。

蒸気機関車が走っていた頃は、掛川駅、天竜二俣駅、金指駅及び豊橋駅で使用されていましたが
現在は天竜二俣駅のみに残されています。

平成10年12月に登録有形文化財に登録されました。

機関車扇形車庫
車庫の中には現役の気動車が収まっています。

気動車は燃料を燃やして動くので、もちろん給油スタンドが必要です。
一般にはなかなか目にする事がないので、面白い感じがしますね。

扇形車庫内にある鉄道歴史館

ツアーの最後は鉄道歴史館の見学
館内にはとても綺麗に整理された歴史的資料が展示されています。
ここでも女性スタッフの方の展示物の説明や昔の鉄道話など、とても詳しく聞くことが出来ました。

鉄道好きならいつまでも見ていたいレアな展示物でいっぱいです!
転車台での方向転換の様子です。


遠州鉄道編に続く
(掲載当時と同じコメントです)

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