2016年6月21日火曜日

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お客様車両
八高線 DD51重連 秩父セメント貨物列車
16年前まで八高線で運転されていたセメント重量貨物列車を再現しました!
現在では通勤・長距離旅客路線のイメージが強い八高線、かつては90年代半ばまでは全線で長編成のセメント貨物が運転されるいわば「セメント貨物のメッカ」のような路線でしたが、徐々に縮小し1999年に全廃となりました。

貨車1両あたり積載状態約55t、最大編成重量約825t(深夜・早朝の最大編成15両)で高麗川~東飯能~金子間の急こう配に対応するため、かつての北斗星・トワイライトエクスプレス同様のDD51重連運転となっていました。

模型では実車どうりDD51 800番代重連で、秩父セメントのホッパー車ホキ5700を中心に、共用されていたセメントタンク車タキ12200・タキ1900を使い往年の雄姿を再現。

DD51 800番代はKATO製品。片方がお召仕様の842号機ですが、これは実物でも分け隔てなく貨物運用に入っていたもので、沿線で撮影していた時には当時のファンには「当たり」的にとらえられていたものです。

セメント貨車は河合商会・ポポンデッタ製品。ホキ5700あたりは元をたどれば30年以上昔の香港製までさかのぼりますが、発売元がTOMIX→GM→河合→ポポンデッタと2転3転しています。
安定供給がされない上に、関東で活躍していた人気車種なものですから数を揃えるのが難しく、折りを見て河合のものをバラで購入していたものの、河合は倒産、ポポンデッタでは安定供給されないうえ高価で、そのため半ば編成にならないまま散逸しかけていました。

ですが先ごろ部屋の改装のため片づけをしたところ、往年の編成が組める合計12両を発見!その後Amazonでポポンデッタのタキ1900秩父を1両バラで購入し、昼間の定数であった13両編成となりました。深夜・早朝の伝説の15両編成にしたかったのですが数がそろわない(笑)

これでやっと往年の編成が再現できました。苦労が報われるのはいいものですね!

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