2018年6月25日月曜日

お客様車両268

お客様車両
グリーンマックス旧製品加工 『グリ完』73系
中古で購入したグリーンマックス完成品を加工しました!
製品は、1977年に「完成品」で発売された製品です。
後に塗装・組み立てを省き一体車体キットとして再発売されましたが、
TOMIXのHG製品などに比べると表現が古く、近年の再生産はないようです。

先に発売されたGM103系後期型(初代製品)と寸法や一部金型を共用しているせいか、
若干デフォルメが強い所も見られます。
サハ78などは実。在しない形態ですねー

中古完成品とは言え前の所有者がかなりフリーダムに手を入れてしまっていたので、かなり部品など交換する羽目になってしまいました。

屋上は明るいねずみ色で塗られていたものを、ベンチレーターを外しGMダークグレーに再塗装。モハ・クモハの配管には一応色入れを。
ベンチレータ自体も変に塗られていたので再使用はあきらめ、KATOクモヤ90や103系のものにねずみ色塗装をした上で交換してあります。

パンタグラフはエンドウ製と同じと思しき集電パンタが乗っていたはずだったのですが、前所有者がKATOの旧PS16を接着で強引に取り付けていたので撤去、現行のGMのPS13をねずみ色塗装して載せました。

窓のアルミサッシは色差しが元々入っていなかったので筆塗りで塗装。車体各部の標記類も市販インレタで入れ青梅・南武線風としました。
…車体だけでもぶどう色の基本塗装以外はすべて入れ替え、キットをストレートに組むのと手間があまり変らなかったような…

床下も機器ごとクハとクモハは交換。構造と経年劣化のせいか分解しただけで破損したものもあったので。先頭部には連結に備えTNカプラーを加工装着してあります。
中間車は当時のままのウェイト兼用のダイキャスト床下機器です。これのためプラ床板に大穴があいているせいで強度が怪しくなり、また床下器具の見た目もかなり甘いディティールなのですが、それはそれで時代なりでしょうか?

動力ユニットは当時の物が使えました。
(もともと初期の111系電車のものより、精度や状態が良いのだそうです)
さすがに轟音を立てるなど時代なりですが、普通に走るのに鉄コレ動力に交換するのも、もったいなくて手間ですので、後期車のDT20代用に見立ててそのまま使ってます。
台車は前所有者が変な色に塗っていたので一旦は黒に塗りましたが、各部状態が怪しく再利用不可能と判断、結局ストックパーツに全交換してしまいました。(あまり安く済んでませんね)
独特の味が楽しいので、青梅線に見立てて使おうと思います!

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